膀胱炎と尿道閉塞

膀胱炎と尿道閉塞

2018.03.07 ブログ

こんにちは。看護師の富田です。

少しづつ暖かい日が増えてきて、嬉しさ半分、花粉症なのでしんどさ半分…です。

さて、まだまだ寒い日もありますので、皆さまの猫ちゃんの尿トラブル【膀胱炎】と【尿道閉塞】にはお気を付けください。

猫ちゃんは元々水分摂取量が少なく、濃縮した尿を出しているので、わんちゃんよりも膀胱炎や尿道閉塞などの尿路疾患を発症しやすい動物です。 

さらに寒い季節になると飲水量の低下や寝ている時間が増えることにより、排尿回数が減少してしまうことが引き金となり、暖かい時期よりも尿路疾患を発症する率が高くなります。 

                

症状としては、頻尿・血尿・何度もトイレに行くが、尿量が少ない・排尿時にいたがる様子などがあります。 

原因としては『尿道口もしくは腎臓からの細菌感染』『尿路結石症』『膀胱内腫瘍』などがあげられます。 

細菌感染したとしても、自浄作用があるので健康な体内に細菌が入ったとしても、すぐに感染するわけではありません。 

 

しかし、飲水量が少ない、長時間膀胱内に尿が貯まっているような状況が感染を手伝ってしまうことになります。 

 

また、尿中の成分が結晶化してそれらがチクチクと膀胱内を刺激し、炎症を起こしたり、大きな結石となって尿路中に溜まったり、特にオス猫だと尿道につまってしまい【尿道閉塞】を起こしてしまうこともあります。 

 

閉塞してしまうと排尿ができず、元気・食欲がなくなり嘔吐するなどの症状もできます。 

 

万が一このような様子が見られた場合には、すぐに動物病院にいってください。 

対処が遅れると、尿毒症を起こし、けいれん・昏睡などの重度の状態に陥る危険性がございます。 

 

予防としては、日常的にきちんとおしっこが出来ているか、普段の尿量や排尿は何回くらいかなどをチェックしておくことが大切になります。 

 

 

異常に早く気づき、対処すことが大事な猫ちゃんを守ることになります。 

 

また、どうしても飲水が少ない時にはドライフードをウェットフードや缶詰に変えたり、ドライフードをふやかしたりなど、フードの水分量を増やすことでトータルの飲水量をあげることもできます。 

 

お悩みの場合にはぜひ、病院スタッフにご相談ください☆